歌い継ぐ筑前今様「皇御国(すめらみくに)」


 

 

 

加藤司書公 肖像

加藤司書公 肖像

 皇御国(すめらみくに)の武士(もののふ)は

 いかなる事をか勤むべき

 只(ただ)身にもてる赤心(まごころ)を

 君と親とに尽くすまで

 

      博多の町では今でも「祝いめでた」はよく歌われますが、福岡の武士の間で愛唱されていた「皇御国」をご存知でしょうか。加藤司書公の作といわれるこの筑前今様は戦前には小学唱歌となるほど有名でしたが、今では一部の方々によって歌い継がれるのみとなってしまいました。

 

  長州征伐の際、福岡藩を代表して和平工作にあたり、成し遂げた加藤司書公が喜びのあまり作詩したと伝えられるこの「皇御国」は、それ以来、福岡にあって志士の心の拠り所として歌い継がれてきました。

 

 夢・大アジアでは福岡の先人方に倣い、定例会の最後にこの「皇御国」を歌うことにしています。よく知られる『酒は飲め飲め」の「黒田節」と同じ節をつけて歌います。皆さんも一緒に歌っていただければ幸いです。

筑前今様『皇御国』が刻まれた石碑(福岡市西公園)

筑前今様『皇御国』が刻まれた石碑(福岡市西公園)