九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長 石原 進-希望のある日本を築く担い手に


 

九州旅客鉄道株式会社 代表取締役会長 石原 進

九州旅客鉄道株式会社
代表取締役会長 石原 進

 

 日本は今、少子高齢化・人口減少の中で、社会保障制度、財政再建、安全保障、教育など、数多くの課題を抱えています。抜本的な手術が必要であるにもかかわらず、対症療法しか行わなかったため、解決の方向が見えず、将来に対する不安ばかりが語られています。我々現代に生きる者は、こうした日本を建て直し、子や孫に希望のある日本を引き継ぐ責務があります。

 

  明治維新を思い起こすと、先人たちは、まだ名も無く力も無い日本が、列強諸国の植民地政策に巻き込まれず国民が誇りを持って生きることができる国となるよう、必死に努力をしました。その結果、日本は短期間のうちに近代国家へと変身しました。我々も先人たちの想い、苦労をもう一度振り返り、日本の再生に向け思い切った改革をする必要があります。

 

 まず、経済の建て直しです。経済力は国際社会における日本の地位の源泉です。次に安全保障体制の充実が求められます。自分の国を自分で守る気概の無い国は国際社会の中で相手にされません。そして大国となった中国をはじめとする近隣諸国とは信頼関係を築かなければなりません。そのためには外交努力に加えて、観光・文化・スポーツなどの一般国民による広い交流が必要です。また国家間の問題は主権や感情の対立になることが多く、話し合いで解決するためには妥協せざるを得ないこともありますが、国益を可能な限り守るには、日本の主張に賛同してくれる友好国を多く持つことが重要だと思います。

 

 最後に、「特定非営利活動法人 夢・大アジア」の皆様には、これから先、希望のある日本を築く担い手としてご活躍されますことを祈念し、私からのメッセージとします。